夏期講習も半ばにさしかかりました。朝から授業があるため、個人的にはこの時期は人間らしい「朝型の生活」に戻ることができます。1年を通してとても貴重な時期になっているのです。
それはともかく、中3生にはこの夏休み中に今春の入試を、既習範囲で構わないので実際に解いてみることをお勧めします。どのくらい時間を要したかも計ってみると良いでしょう。すると恐らくあることに気が付くはずです。それは「普通にやっていくと時間が足りない」ということです。言い換えると、問題を読んだり、解いたり、書いたりする「スピードを身に付ける」必要があるということになります。とはいえ入試までには約7ヶ月あるのだから急がなくてもいい、と思うかも知れません。しかし、2学期からの総合テストには次第に見たこともないような問題が、入試と同じような分量で出題されるようになっていきます。これらのテストは内申点に大きく影響しますので、それに間に合うように今から自分なりの対策を立てておくと良いでしょう。